ミラン幹部が本田を称賛 「インザーギは当初困惑していたが…」「仕事によってリーダーになれる選手」

ミラン運営部長のウンベルト・ガンディーニ氏が、クラブの公式チャンネルを通じて、MF本田圭佑選手について言及しました。ガンディーニ氏は開幕前にインザーギが本田の能力を疑問視していたことや、アジアカップ出場でチームを去った影響について触れつつ、本田の資質に賛辞を送っているそうです。

昨年１月、シーズン途中にミランに加入した本田選手ですが、その時チームはマッシミリアーノ・アッレグリ元監督の解任など安定しない状況にありました。


そして迎えた今季、開幕前のアメリカでのツアーで、インザーギ監督は当初、本田の能力に懐疑的な見方も持っていたらしいです。

「シーズンが終わり、彼はバカンスで回復して、それから特に今季前半戦で我々が称賛することになったコンディションでチームに来てくれた」

「アメリカ（でのツアー）で、インザーギは少し困惑していたんだ。彼が知っていたのは、昨季の後半戦での本田だったからね。だが、それから彼のことを評価し、１週間練習してから、本田の能力と姿勢に引きつけられたんだ。それでインザーギは彼をチームの主軸にしたんだよ」

だが、本田は１月のアジアカップで日本代表に合流。ミランを離れることになりました。ガンディーニ氏は、これが本田とミランにとって大きな影響を与えたと話しています。

「本人は認めないだろうが、アジアカップで本田は心身ともに影響を受けた。負けると思っていなかった準決勝（実際には準々決勝）で敗れたんだ。本田が離れてから、チームは何かしらの理由でバランスを失った」

「それからミランはケガが増え、メンバーチョイスが難しくなった。圭佑は戻ってきたときに疲れており、精神的にもこれまでなかった競争の影響を受けていたんだ。彼はそこから挽回しなければいけなくなった」

ですが、ガンディーニ氏は本田がリーダーにふさわしい選手だと言っています。

「決定的な存在にはならなかったが、彼は常に存在感のある、重要な選手だ。（ミランの元スポーツディレクターで現在バルセロナの国際スポーツディレクターを務めるアリエド・）ブライダの言い方を借りれば、彼は数少ないリーダーの素質を持つ選手の一人だよ。言葉ではなく、仕事をすることでリーダーとなる選手だ」


引用：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150529-00000001-goal-socc

タグ：本田ミラン 本田圭佑 サッカー ACミラン 日本代表 セリエA イタリアリーグ ミラノ

内田のゴールは恩返し弾だった

５月２７日のキリンチャレンジ杯、日本対キプロス戦。

先制点を決めたDF内田篤人選手はゴールを決めた後チームメイトやコーチングスタッフと抱き合って喜んでいましたね。

あれにはちょっとした恩返しの想いがあったそうです。



「前田さんと池田ドクター、早川さんのために、ちょっと(ゴールを)狙っていた」。試合後のミックスゾーンで前田弘トレーナー、池田浩ドクター、早川直樹コンディショニングコーチの名前を語った内田選手。ザックジャパン初ゴールとなる国際Aマッチ2得点目は、3人への感謝を込めた恩返しのゴールでした。

　2月9日のハノーファー戦で右太腿裏を肉離れし、長期離脱を強いられ、以降手術を回避し、日本とドイツで懸命のリハビリを続けてきた内田選手にとって、代表の医療スタッフの支えなくして、この日の復活はあり得なかったのです。

「ケガをしてから、ほぼ毎日、どれぐらいの練習をすればいいのか、どれぐらい回復しているのか、連絡を取り合っていた。シャルケのクラブハウスにも来てくれて、シャルケのドクターとも会ってくれた。だから僕は安心してリハビリに専念できた」

　あらためて感謝の言葉を述べる内田選手は「3人だけじゃないけど、3人の存在は大きかった。選手がスポットライトを浴びるのも、あの人たちが時間を削って、選手のためにやってくれているから。ケガをして、そういうことを学んだ」と、裏方で支えてくれるスタッフへの思いを語りました。

　ハノーファー戦以来、約3か月半ぶりとなる復帰戦は前半45分間のプレーだった。試合前にハーフタイムで交代するとは伝えられていなかったというが、「90分間はないかな。何となく45分かなと思っていた」。先制点が生まれたのは前半43分。

つまり、内田選手自身、交代する前にどうしてもゴールが欲しかったそうです。

　FW香川真司のシュートのこぼれ球を押し込んだゴール。PA内まで進入していたのも、点を取るためだったんですね。「あの場面は高く行き過ぎたけど、何回もあそこでこぼれているのを見ていた。(出場時間は)45分かなと思っていたし、時間が少なくなっていたから。1点入れて、ベンチに行かなきゃという気持ちがあった」

　ゴールというのは決して狙って取れるものではありません。しかも、ポジションは右SB。いわばディフェンスです。

内田選手の代表戦でのゴールは08年6月22日のバーレーン戦以来、2165日ぶりでした。

それでも、ゴールという形で感謝を伝えたかったようです。「一番分かりやすいのがゴールだから。実は狙っていた。宣言していた?　宣言したらできないから」。’有言実行’ではなく“不言実行”といいますか。内に秘めた強い思いが生んだゴールでした。


しかも、その一点がこの試合日本代表唯一のゴールでした。



｛ゲキサカ｝より引用

タグ：内田ゴール

By セルジオ越後

このままだったらワールドカップは3連敗。チャレンジャーという感じが全くしない

by セルジオ越後

以下セルジオ越後さんが語ったサッカー日本代表戦を見た感想です↓

--------------------------------------------------------------------------------
　日本代表のキプロス戦は期待外れだった。本田、香川、柿谷・・・チームで結果の出ていない選手が、誰も結果を出せなかった。パスミスが多いし、相手の足が止まってからは大味な展開。誰も目立たない、残念な試合だった。

　合宿でハードにやったから、コンディションが悪いという言い訳をするならば、東京(埼玉)で試合をやるな!　と言いたい。有料でやっている試合を疲労が溜まっているから動けなかったというならば、最初から試合をやらせなくて、選手を休ませればいい。イベントをやるなら結果を出さなければいけない。キプロスだって、シーズン後に時差と戦ってきているんだから。ワールドカップへ行く前に期待させる試合をしてほしかった。

　日本についてはコンディション不足だけならいいけれど、予定通りの戦いができていない。それはザッケローニ監督や選手の表情を見れば明らか。この試合から学ぶとしたら相手がやったことを覚えていろよ、ということ。世界相手に攻めろというサッカーはまだ早いと思うよ。

　また、ボクは内田、長谷部、吉田というけが人明けの選手が90分間出て、どこまでできるかがキプロス戦のテーマだったと思う。内田は先発したけれど、45分間で交代。ボクはどこまで持つかやるべきだったと思うし、長谷部や吉田は相手がボロボロになってから出てきてもできるかどうか判断できない。90分間出すことが必要だったのは、香川や本田ではなく、内田たち。アメリカへ行ってからではなく、ここでどこまでできるか確認しなければいけなかったと思う。大久保も前半から出すべきだった。多くの選手が交代して、バラバラな状況で出すのではなく、ちゃんとしたチャンスを与えるべきだったと思うよ。

　ザッケローニ監督は言い訳ばかりするのではなく、「応援してくれる日本人に申し訳ない試合をした」と言えばよかった。壮行試合で90分間ダラダラと試合をしてしまった。ブラジルではキプロス戦よりも蒸し暑いかもしれない。動けていないのに誰も警告を出さない。お祭り気分で準備してしまっている。はっきり言ってみんな騒ぎ過ぎだよ。

　そして話題ばかりの人たちが「優勝」とか大きなことを言っている。メディアも引き締めをしない。勝って万歳となってしまっている。このままだったらワールドカップは3連敗。特に気になっているのが、チャレンジャーという感じが全くしないところだ。

　優勝するなんて軽く言わない方がいい。今の日本には優勝する根拠が全くない。一回引き締めた方がいい。同じCグループの他の国はどこも優勝宣言なんてしていないよ。他の国の方がよほどチャレンジャーの姿勢で来ている。チャレンジャーか、軽いか。ボクはチャレンジャーの方が力を発揮すると思う。日本の実力はこれからもう上がらない。ザッケローニ監督の言う通り、コンディションがこれから上がることに期待するしかないよ。

ゲキサカ「講談社」より引用



日本がWCで良い結果を出す為にも、気を引き締める必要があるのかもしれません。
本田選手に関してですが、今回の調子の悪さはミランに行ってからの影響は確かにあります。しかし、ここで終わらないのが本田選手だと思います。
是非ここでメンタルの強さ、外的要因に左右されない意思の強さ、夢を叶える為の生き様を国民に身を持って体現して頂きたいと思います。本田選手はその器がある人です。全力で応援したいと思います。

タグ：セルジオ越後

キリンチャレンジ杯 日本対キプロス戦

[5.27 キリンチャレンジ杯 日本1-0キプロス 埼玉]

　日本代表は27日、埼玉スタジアムでW杯壮行試合としてキプロス代表と対戦し、1-0で勝ちました。
前半43分、DF内田篤人のザックジャパン初ゴールで先制。その後追加点は奪えませんでしたが、そのまま勝利しました。

入場者数は5万8564人という超大観衆でした。

日本代表は29日、事前キャンプ地のアメリカ・フロリダに向けて出発します。
　

DF内田篤人は、怪我明けで約3ヶ月ぶりの実践復帰で先発しました。同じく故障明けのMF長谷部誠、DF吉田麻也はベンチスタートで、注目のダブルボランチはMF遠藤保仁とMF山口蛍、CBはDF今野泰幸とDF森重真人の組み合わせでした。


　なかなｋ相手の守備陣を崩せなかった序盤でしたが、前半30分におうやく決定機がありました。FW本田圭佑の縦方向へのパスをペナルティーエリア内のFW柿谷曜一朗がゴールに背を向けた状態でキープし、そのまま走り込んできた本田にパスしましたが、本田の左足シュートはGKにキャッチされました。前半35分、ゴールから右45度方向の位置から本田が左足で直接フリーキックを狙いましたが、これは大きく枠を外れました。




０－０のまま前半終了かと思われた43分、先制点が生まれました。

　左からのセンタリングのこぼれ球をつなぎ、FW岡崎慎司がゴール前に浮き球のパスを送り、香川が反転しながら右足でシュート。こぼれたボールをゴール前に詰めていた内田が右足で狙うと、一度はDFに阻まれましたが、こぼれ球をもう一度、右足で押し込みゴール。内田はA代表では2得点目で、08年6月22日のバーレーン戦以来、約5年11か月ぶり。ザックジャパンでは初ゴールとなりました。

　前半を1点リードで折り返すと、ザック監督はハーフタイムに3選手を交代しました。内田、今野、遠藤がベンチに下がり、DF酒井宏樹、吉田、長谷部がピッチに入りました。追加点を狙って攻撃を強める日本は後半5分、香川のスルーパスに反応した柿谷がDFラインの背後を取り、左足を振り抜きますが、GKの好セーブに阻まれました。同11分には長友が左サイドから切れ込み、右足でミドルシュートを打ったが、わずかにゴール右へ外れました。

　後半13分、柿谷に代わってFW大久保嘉人が登場すると、スタンドは大きく沸きます。そのまま1トップの位置に入った大久保は2012年2月24日のアイスランド戦以来、約2年3か月ぶりの代表戦出場となりました。同17分、香川からパスを受けた大久保がPA手前から右足を振り抜く。惜しくもDFに当たって枠を外れたが、積極的にゴールを狙ったシーンでした。

　キプロスを攻め立てる日本は後半22分、香川が強烈なミドルシュート。GKが弾いたボールを拾って波状攻撃、長谷部、本田もシュートを放ちますが、2点目とはなりませんでした。後半26分には岡崎に代えてFW清武弘嗣を投入。同34分、最後の交代カードを使い、長友に代わってDF伊野波雅彦が左SBに入りました。試合はそのまま1-0で終了。格下相手にゴールラッシュとはいかなかった日本代表でしたが、壮行試合を勝利で締めくくり、いよいよW杯に向けて日本を飛び立ちます。

(取材・文　西山紘平)から引用

タグ：キプロス戦

日本代表の背番号発表

http://www.eaff.com/j/fanzone/column/column12.html

ついにサッカー日本代表の背番号が発表されましたね！


日本サッカー協会（JFA）は25日、2014年ブラジル・ワールドカップに出場する日本代表の応援プロジェクト「夢を力に2014」の一環として、国立代々木競技場第一体育館で壮行会を開催しました。

このイベントで、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督や本大会に出場する選手23名全員が出席しました。

そして、ワールドカップで選手たちが着用する背番号が発表されました。

　本田圭佑は「4」、香川真司は「10」、内田篤人は「2」などと、これまで着用してきた背番号を付ける選手や、中でも大久保嘉人は所属クラブでも着用している「13」となりました。背番号一覧は以下のとおりです↓

○日本代表、ブラジル・ワールドカップ出場メンバー23名背番号

GK
1　川島永嗣（スタンダール・リエージュ/ベルギー）
12　西川周作（浦和）
23　権田修一（FC東京）

DF
2　内田篤人（シャルケ/ドイツ）
3　酒井高徳（シュトゥットガルト/ドイツ）
5　長友佑都（インテル/イタリア）
6　森重真人（FC東京）
15　今野泰幸（G大阪）
19　伊野波雅彦（磐田）
21　酒井宏樹（ハノーファー/ドイツ）
22　吉田麻也（サウサンプトン/イングランド）

MF
7　遠藤保仁（G大阪）
14　青山敏弘（広島）
16　山口蛍（C大阪）
17　長谷部誠（ニュルンベルク/ドイツ）

FW
4　本田圭佑（ミラン/イタリア）
8　清武弘嗣（ニュルンベルク/ドイツ）
9　岡崎慎司（マインツ/ドイツ）
10　香川真司（マンチェスター・U/イングランド）
11　柿谷曜一朗（C大阪）
13　大久保嘉人（川崎）
18　大迫勇也（1860ミュンヘン/ドイツ）
20　齋藤学（横浜FM）

　日本代表は今後、27日にキプロス代表と「キリンチャレンジカップ2014」で対戦し、その後渡米。アメリカで直前合宿に入り、6月2日にコスタリカ代表、6日にザンビア代表と親善試合を行います。ブラジル・ワールドカップでは14日に初戦のコートジボワール戦を迎えます。

タグ：日本代表　背番号

チャンピオンズリーグを見ました

レアル・マドリーがＣＬ１０度目の優勝(デシマ）を達成しましたね。

この試合ものすごいドラマが生まれました。


序盤、試合は膠着（こうちゃく）状態、特に目立った雰囲気はありませんでした。

しかし前半３６分、ＧＫイケル・カシージャスの判断ミスからロングボールに対して飛び出しすぎ、ディエゴ・ゴディンにヘッドで決められ失点します。


前半は１－０で折り返します。

後半も膠着状態がつづきますが、残り時間３０分となったところで、レアルのカルロ・アンチェロッティ監督が動きます。

左サイドバックをファビオ・コエントランから攻撃力のあるマルセロに交代し、さらにサミ・ケディラとイスコを代えました。

　シャビ・アロンソを出場停止で欠くレアルは、ルカ・モドリッチと組むボランチに長期の負傷から回復したばかりのケディラを先発させていました。

ケディラに代えてのイスコを投入したことで、ボランチはモドリッチ１人、イスコとディ・マリアを少し前に出した形にし、中盤の中央を２人から３人に増員、ベイル（FW)も１列上げて３トップにしました。


　自然とアトレティコが守りきる体勢に入ります。ジエゴ・コスタは序盤の負傷交代ですでにいません。アンチェロッティは２人選手を買え、レアルの攻撃は厚みを増し、アトレティコのゴールを包囲して攻撃を続けました。

　一方、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督も素早く布陣を修正しました。がしかし。アディショナルタイム（終了間際１分前）にＣＫからセルヒオ・ラモスの同点ゴールが決まります！



カシージャスも思わずラモスにキス！



１−１で延長戦に突入。すでにアトレティコのスタミナは底をついていました。１週間前のバルセロナとの決戦による疲労（リーグ戦）、早々にジエゴ・コスタを（負傷）失い、レアルの猛攻に耐え続け、土壇場で追いつかれたことで精神的にも限界だったことでしょう。

　延長前半が終わるとすぐさまシメオネ監督はピッチに入り込んで主審に詰め寄り、何か話していました。ものすごく勇気がいる行動です。


アディショナルタイムが長すぎたことに抗議していたようです。でも。実はそれは少しでも延長後半の開始を遅らせたかったという意図があったのかもしれません。サッカーのルール上延長戦の前後半の間にインターバルはありません。よって選手の疲労を少しでも回復させたかったのではないかと思われます。

　しかしその努力もつかの間。延長後半５分、ディ・マリアの驚異的なスピードと突破力が決勝点をもたらします。ＧＫティボ・クルトワはディ・マリアのシュートをはじきましたが、ベイルがヘディングで押し込んだ。

何度かシュートを外していたベイルにとってはなんと嬉しかったことでしょう。あきらめず信じてゴールを狙い続けた結果がもたらしたゴールだったと思います。


　もはやアトレティコに反撃の余力はなく、終了間際にマルセロとロナウドが加点。終わってみれば４−１と大差がつきましたが、両者の差はわずかでした。


「何が何でも勝つというメンタル」
　こんなデータがあります。

昨季、ボルシア・ドルトムントと準決勝で対戦しているレアルは、敵地での第１戦を１−４と落としました。しかし、ホームの第２戦に向けてメディアは「逆転可能」のキャンペーンを展開し、３−０なら逆転できるわけですが、その根拠は「３０分間に１点ずつなら可能」だけで、あとは「可能だ」の一点張り。こうした理屈抜きで勝利を信じられるメンタルは独特です。結果は２−０で決勝進出はならなかったが、あと１点までは迫ったのです。

一転、万事理詰めのバルセロナは、バイエルンとの第１戦を０−４で落とした後、ホームでの第２戦も先制されると主力を引っ込めて０−３（計０−７）で敗れています。

　スペインの２強は共通点が多いですが、メンタルの部分が少し違う。それぞれ長所短所はあるものの、大舞台の土壇場で追いつく精神力はレアルらしかったのではないでしょうか。

タグ：チャンピオンズリーグ